2023年2月20日
今月6日に発生したトルコシリア地震による犠牲者が4万人を超えました。
東日本大震災を大きく上回る犠牲者の数に心が痛くなりますが、
災害発生から200時間たった今でも、生存者が救出されるニュースを見ては、
人の強さに驚き、救出された喜びを感じています。
地震の規模は、東日本大震災がマグニチュード9.0
トルコシリア地震がマグニチュード7.8と規模こそ小さいものの、
震源が海で離れていた海溝型地震の東日本と、内陸型地震のトルコシリア、
同じくらいの大きな揺れだったのではないでしょうか。
また、建物の耐震化も進んでいなかったようですので
被害が大きくなった一因かと思います。
(向こうの方は、古い造りの家とかが多いみたいですので、
天井が崩れてきたらひとたまりもないです。)
この震源となったトルコ南部は、大きな断層があり、
過去何度もマグニチュード7クラスの地震が発生していますが、
震源となった地域だけは、大きな地震が500年以上発生しておらず
危険が指摘されていたようです。
今の日本でも、「南海トラフ地震」が同様に指摘されています。
100年~150年間隔で発生しており、前回の昭和南海地震(1946年)から
77年が立っています。
最近の発表では、今後20年以内の発生確率が60%と言われています。
地震は予兆の無い災害です。
トルコシリアの地震を、遠い国で起きた災害と思わず、
日本と同じ地震多発地域で起こった災害被害と考え、
自分の生活する状況での対策を考えましょう。
また地震被害にあったトルコシリアの人たちへ
できる範囲で寄付をして助けたいと思います。