2023年2月6日
早いもので、2023年も1ヶ月が過ぎました。1月どこ行った?と思うくらい、早かった気がします。
「歳をとると、1年が早く感じる」と言われますが、本当にそんな感じですね。
歳をとった証拠でしょうか・・・
さて、2月に入って、緊急地震速報に新たな項目が追加されました。
地震の際に高層ビルなどをゆっくり揺らす「長周期地震動」が対象となりました。
長周期地震動は、その地点の震度こそ大きくなくとも、
高層ビルの高層階などでは、非常に大きな揺れを起こすことがあり、
2011年の東日本大震災のときには、東京や遠く離れた大阪の高層ビルでも大きく揺れました。
地震の震度は9段階(1~4、5弱、5強、6弱、6強、7)に分かれてますが、
長周期地震動の予測は4段階(階級1~4)となっています。
階級1は「つり下げた物が大きく揺れる」、階級2は「歩行が困難」
階級3は「立っているのが困難」、階級4は、「立っていられなく、未固定の家具が移動・転倒」となっています。
緊急地震速報では、震度の場合は震度5弱以上の場合に通知されますが、
長周期地震動は、階級3と4にあたる場合に、通知されます。
ここ姫路には、そこまでの高層ビルはありませんが、
神戸・大阪辺りに行くと、高層マンションやオフィスビルが並んでいます。
もし出かけている際に、通知を受けた場合のことを考えて
簡単にでも内容を覚えておいたほうが良いでしょう。
おそらく、通知されてから階下まで降りる余裕は無いと思いますが、
今いる場所での避難行動を心掛けて下さい。